在台日人眼中的台灣外籍勞工

    一名具有東南亞面孔的婦女推著坐著輪椅的老人散步。一戶人家的騎樓下,一位女性正在餵食臥床的長者。我走過時向她打招呼並自我介紹,接著詢問她的姓名與出身寒暄。在台灣遇到這樣情況的次數,相比日本來的多更多。

    來到台東後遇見的東南亞女性大多都來自印尼,她們離鄉到東亞或中東地區做著幫傭、清潔工或是照顧孩童或年長者的工作,為留在家鄉的父母或小孩提供教育及生活經濟來源。還有另外一種狀況是,越南女性經由介紹嫁給了台灣的男性,移居到異地的她們,不僅在台灣經營著自己的商店,也在台灣落地生根、成家立業、扶養著孩子,生活在與家鄉文化完全不同的環境中。

    和外國工作者結婚的國際婚姻在日本也是有,但礙於語言及專業技術的關係,從事護理、照護工作的外國人比起台灣卻少得多。(日本社會高齡化程度比台灣高,護理人員嚴重短缺。此外,他們的工作環境跟條件也很差,每天做著吃重的體力活,休假卻極少,工資也低。這樣的情況不斷持續也使得護理人員短缺的問題更加嚴重。)國際婚姻在當今日本所有已婚族群中只佔了3%,其實不多,且在這些例子中大多的配偶都來自中國或朝鮮半島。(其中男性的國際婚姻數量大約是女性的兩倍,雖然也有些男性配偶來自東南亞,但比例非常少。)

    這些被稱為外籍看護或越南新娘的女性們,有時似乎會因為她們的職業、國籍甚至是性別而遭受到差別待遇或歧視。說是似乎,但她們現在確實在一些地方遭受到了差別待遇。然而在制度上,台灣設有關於雇用外籍勞動者的法律,以及對安排國際婚姻的公司的法規限制等等,以創造出讓來到台灣的婦女不必經歷可怕經驗的環境。

    在日本的時候,我也見過在便利商店或藥局工作的外國人。然而,我的家鄉在三重縣,不是大城市也沒有大型工廠或公司,所以我想這就是我沒什麼機會見到外國人的原因。當我進入大學並搬到京都時,見到外國店員的機會變多了。但可能是因為當地風俗民情的關係,感覺京都的外國工作者比起東京跟大阪少了許多。也由於這個原因,與獨自來日本工作的人見面或結交朋友的經驗很少。因此,當我看到日本新聞中經常報導移民和出入境管理機構的居留者被虐待、移民制度及其修訂的相關問題,以及外國勞工的互用和技術實習制度的問題時,我深深感到日本和台灣的不同。

    台灣是一個多元民族的社會,要在眾多民族之間保持平衡是非常困難的。在為勞動者思考相關權益問題並持續修正前進這點,我認為台灣在接受外國勞工或移民的制度方面有很多值得日本學習的地方。

    作者/島田有紗,就讀於京都大學研究所人間環境研究科共生文明學專攻文化人類學博士課程,約一年前到台灣進行調查研究,在台灣的一切都讓人感到新奇而有趣,希望藉著外國人的視角,帶領大家一探不一樣的台灣!

 

 

【作者原文】

    東南アジア系の顔立ちをした女性が、お年寄りの車椅子を押して散歩している。ある家庭の軒下では、寝たきりのお年寄りに食事をさせている女性がいた。近くを通りかかった時に挨拶をして、自分の自己紹介に続けて彼女の名前や出身をうかがう。日本よりよく見かける。ベトナムやインドネシアから台湾に来て暮らす女性たち私が台東に来てから出会ったそんな女性の多くはインドネシアから来ており、故郷に残してきた父母や子供たちの教育や生活のため、東アジアや中東に出ては子供やお年寄りの世話や清掃の仕事をしていた。また彼女たちとは少し状況は違うが、周囲の人の紹介を受けて台湾人男性と結婚し、移住してきた台湾で自身のお店を経営するベトナム人女性たちにもいくらか出会った。彼女たちは台湾で家族を作り、自身の育った社会とは異なる文化の中で子育てや生活をしていた。

    日本でも、外国人労働者や国際結婚者には普通に出会う。しかし言語や技術の関係から、介護の現場で働く外国人労働者は台湾に比べるとずっと少ない。(台湾よりも高齢化は進んでおり、介護人材不足は深刻なのにだ。さらに彼らの労働環境は劣悪である。毎日体力を使うのに休日は少なく、さらに給料も低いという状況は改善されないままだ。この状況が介護職に就く人材不足をいっそう深刻にしている。)また国際結婚についても、現在の日本の全体結婚数の3%を占める程度で決して多くはない。またその多くは男女とも中国や朝鮮半島出身の人を配偶者としている。(そのうち男性の国際結婚数は女性の約2倍ほどで、東南アジア出身の配偶者を持つ人もいるが、割合としては少ない。)

    外籍看護工や越南新娘などと呼ばれる彼女たちは、職業や国籍、あるいは女性という性別によって差別されることもあったようだ。あったようだ、と言っても現在も場所によってはあるのだろう。しかしそれでも、外国人労働者の雇用に関する法律を設けたり国際結婚を斡旋する企業を規制するなどして、やってきた女性たちがひどい経験をしない環境作りはされている。

    日本にいる時も、コンビニや薬局に行くと外国の人が働いている様子は見たことがある。しかし私の故郷である三重県にある町はあまり都会ではなく、また大きな工場や会社もないような土地だった。だから出会う機会が少なかったのだと思う。大学に入って京都に出ると故郷に比べて見かける機会は増えたが、土地柄なのか東京や大阪よりも少ないと感じていた。そのため、日本に働きに来ている人たちに自分自身で出会って仲良くなる経験は少ない。そのため、いま日本のニュースで入管・出入国在留管理施設での収容者虐待や入管制度及びその改正に関する問題や外国人労働者雇用の主軸になっている技能実習制度の問題などが頻繁に取り上げられている様子を見ると、台湾との差を感じてしまう。もちろん台湾も多民族社会であり、多数の民族間の関係のバランスを取るのはとても難しいだろう。しかしそうした問題について考えながら動き続けていく姿勢も含めて、外国からの労働者や移民を受け入れる体制については、日本は見習うところがたくさんあると思う。

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