日本人居然會羨慕台灣鬼門開整個月!?

在四月初時,我受邀到別人家中用餐。當我抵達時,除了平常一個人居住的奶奶以外,孩子和孫子們都回到了老家,平常看來還算寬敞的房子中擠進了20多人,場面非常熱鬧。圍著桌子一起用餐,享受著濱海阿美族的特色料理,像是當地海產貝類、海膽、海藻、蝦子等等,除此之外還有雞湯跟炒豬腸,一片和樂融融。

和奶奶的女兒聊過後才知道,那天正是台灣的清明節,家族會聚集在一起,到祖先墳前掃墓。飯後回到家後上網查了資料,才知道清明節是台灣24個節氣之一,日期約在每年的4月5日左右。在每年的這個時候,氣候變得溫和,充滿新鮮空氣。另一方面,隨著雨季的接近,趕在雨季來臨前清掃祖先的墳墓,並祈求祖先保佑家族平安。對於大中華地區的人們來說,這也許是很自然的事,但在春季櫻花盛開的季節裡清理墳墓或與親戚聚會吃飯,這概念對日本人來說是有點陌生的。

但在日本,也是有著到祖先的墓前參拜並祈求家人平安的習俗。通常在每年的8月中旬會有一段時期被稱作是「盂蘭盆節」。這個節日是由佛教的盂蘭盆会來的 (釋迦牟尼向弟子解說盂蘭盆經中的孝道而得名) 。

在炎熱的夏季,因為遇到了盂蘭盆節,會有短期的國定假日,學生們也剛好適逢暑假。在市中心或郊區的人們返回老家吃飯,並與親戚一起參拜墳墓。而根據不同地區,會有不一樣的盂蘭盆節習俗。有些地區會在一個月前的7月中就完成過節,也有地方會在佛壇前供奉用衛生筷當腳的茄子或小黃瓜,甚至有些地方會在參拜的墓前舉辦宴會還放煙火!

如果上網搜尋「盂蘭盆節 習俗」會出現很多不同的資訊,有興趣的人可以自己去查看看。各地習俗有著非常多變化,但家族團聚及參拜祖先祈福的基本概念都是一樣的。

據說在盂蘭盆節的期間,那個世界(有著祖先靈魂的世界)的門會開啟,而包括祖先在內的死者靈魂將會回到這個世界(我們生活的世界)。這點和台灣的「鬼月」可能有些相似,但沒有像台灣一樣有這那麼多的禁忌,在日本的盂蘭盆節時被認為要是去海邊,會被去世的人們引誘到海中,所以不能去的,但還是有很多人去海水浴場。而日本的盂蘭盆節也不像台灣有著一個月那麼長的時間,最多一個禮拜就結束了。能夠和祖先們在一起1個月這麼長的時間,身為日本人的我感覺是有些令人羨慕的呢。

作者/島田有紗,就讀於京都大學研究所人間環境研究科共生文明學專攻文化人類學博士課程,約一年前到台灣進行調查研究,在台灣的一切都讓人感到新奇而有趣,希望藉著外國人的視角,帶領大家一探不一樣的台灣!

 

【作者原文】

 先日、住んでいる村のあるお宅から食事に誘われた。家に着くと、いつも一人で暮らしているおばあさんのほか、彼女の子供たちや孫たちが帰省しており、普段は広々としている家の中は20人ほどの人でとても賑やかな様子だった。食事もみんなで卓を囲み、土地の海で取れた貝や雲丹、海藻に海老、そのほか鶏湯や豬腸の炒め物など海辺に住む阿美族の彼らの料理を楽しんだ。

 おばあさんの娘に話をうかがうと、その日はお墓の掃除をするために一族が集まる清明節だと教えてくれた。家に帰ってから調べてみると、清明節とは二十四節気の一つで、毎年4月5日の前後がその期間に当たるようだ。この時期になると気候は穏やかになり、新しく新鮮な空気が満ちるようになる。一方で雨期も近付くため、雨期に入る前に先祖のお墓を整理し清め、ご先祖様に家族の加護と平安をお祈りする。中華圏の人には当たり前かもしれないが、春の桜の咲く季節にお墓を掃除したり、親戚で集まって食事をすると言うのは少し馴染みがない。

 しかし日本にも、ご先祖様のお墓を参って家族の平和をお祈りする習慣はある。日本の場合は毎年8月半ばの「お盆」と呼ばれる時期に行われるのが一般的だ。このお盆は、仏教の「盂蘭盆会」(お釈迦様が弟子に親孝行の教えを説いた盂蘭盆経に由来する行事)に由来している。夏の暑い時期、お盆になると仕事は短い休暇に入る。学生もちょうど夏休みの時期だ。都心や地方に出ていた人はそれぞれの実家に帰り、親族と一緒に食事をしたりお墓参りをする。お盆の習慣は地域によって色々あり、1ヶ月前の7月半ばに済ませる地域もある。また茄子や胡瓜に割り箸で脚を付けた「精霊馬」を作って仏前に供える地域もあれば、お墓参りの際にはお墓の前で宴会を開き打ち上げ花火をあげる地域もある。「お盆 風習」と調べると各地の風習がたくさん出てくるので、興味のある人は調べてみてほしい。このように非常にバリエーションが豊かではあるが、家族みんなで集まり、お墓を参ったりご先祖さまにお祈りするという基本は同じである。

 お盆の時期はあの世(ご先祖さまがいる霊的な世界)の扉が開き、ご先祖さまを含めて亡くなった人の魂がこの世(私たちが生きている世界)に帰ってくるとされている。この点は台湾の「鬼月」と似ているかもしれないが、台湾のようにやってはいけないタブーは多くはなく(「お盆の時期に海に行くと、亡くなった人に引きづり込まれてしまうので、行ってはいけない」程度だ。それでも海水浴に行く人は多い)、また期間も1ヶ月もなく、長くても1週間ほどで終わってしまう。1ヶ月もご先祖さまと一緒に居られるのは、日本人の私の感覚では羨ましいと感じる。

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